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ユトリエ書房 =ゆとり+アトリエです。本屋の話中心です。ではグーテンベルク!←書店の挨拶(嘘)

殺し屋麺吉 ★★☆☆☆

終戦直後の混乱でのさばる悪党共を始末するため、GHQより殺人許可証を受けた日本人「殺し屋麺吉」。その二代目は平成の世でまだ活躍していた。この世にはびこる悪党に「天誅ラーメン一丁!」

↑この説明だけでB級作品の香りがプンプンするぜ。
作者の富沢順先生はこんなんばっか描いてまして、中学の時「RUNNING EYES」って短編読んでからずっと追っかけてます。「あすぴりんDANDY」「企業戦士YAMAZAKI」が個人的におすすめ。密かにB級マンガの西の横綱と呼ばせて頂いております。(東の横綱は島本和彦な気がする)
オムニバスで、必ずパターンとキメ台詞があってまるで水戸黄門です。
いい人は必ず報われて、悪い人はキッチリ裁かれる。安心して読めるっちゃ読めるんですが。・・・この漫画だけはちょっと受け付けないんです。まず前提として善人が超悲惨な死に方をせねばならなく、死ぬ間際に麺吉に殺人依頼をして息絶える。麺吉の殺し方の岡持ちギロチンが残酷でやなんです。仇をとってもすっきりしない。この人のマンガのしちゃカタルシスが無いんですよね。ぐすん。なんかむかつく奴片っ端から殺してるだけって感じで明るいブラックエンジェルズだわ。
絵は安定感があって好きです。これからも買い続けるでしょう。でもあまり読み返さないと思います。
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コメント一覧

天誅ラーメン一丁って…(笑)
低い評価のも見たいと言ったら「殺し屋麺吉」を持ってくるあなたステキです(笑)

そういえば、麺吉はまだ読んでなかったなあ。でもいい人がひどい死に方するって時点でなんか辛いから読むのやめときます。根性なしの自分。

YAMAZAKIは夢があって好きi-237
そっくり人形を作ってくれる機械とか、今出したら食玩ブームに乗れそうな気がします。
富沢順はどこまでもB級・予定調和を突っ走ってる作家でいてほしいなあ。
いや、殺し屋麺吉って時点で凄いと思うけど。

2005/10/02 19:46:28 | URL | 洵


この一個前に「Trickster」って連載があって、心理学で人を救うみたいな内容だったけどすぐ終わっちゃった・・。「麺吉」が救いの無い話なのは、「癒しブームがj気持ち悪いから」って作者コメントしてて、すっごい寂しかったよ。おおう。

2005/10/03 00:24:44 | URL | ふみQ

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本に携わって10年にならんとす。
合間をぬって漫画描いたり
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